PDPのミクロスケジュール(1年目)
どうも、Bestです。
さてPDP一年目ですが、履修しなければいけない科目が非常に多く大変です。前期では各授業週2回ずつあり、徹底的に知識を叩き込まれます。後期からはPDPの授業全部英語で行れるので、英語力の低い人はそもそもテキストが読めない、先生の話が全く分からないというdisasterなことになりそうです。これに加えて、バイトや部活、サークルとやっていくと物理的キツイのは容易に想像できるでしょう。要は楽ではないということです。では、一年目のスケジュールを入学から見ていきましょう。
〜 入学から授業開始まで〜
以前の記事で書いたようにPDPは入学後の語学テスト(TEAP・TOEIC・キャセック?などのテスト)のスコア、入試の成績などをもとに選考されます。テストを受けて2、3日すると、PDP教授から合否の連絡が3sという学生掲示板を通してきます。だいたい毎年30人前後の生徒が選ばれていますが年々増加しているようです。この時期他の武蔵の学生は履修をどう組むかで非常に騒いでいますが、PDP生の履修はあらかじめカリキュラムとして組まれているので1年生前期はノータッチで大丈夫なはずです。
〜授業開始から留学出発まで(6月)まで〜
そこから留学に行くまでの約2ヶ月間、IFPで習う科目を日本語で勉強します。以下、自分たちが受けた授業をあげてみました。
ー経済学
ー政治経済学
ー経済数学
ークリティカル・シンキング
ー教養ゼミナール
ー英語(IELTS対策)
*多分抜けているのもあるかもしれません。
9月から始まるIFPに備えて少しでも日本語で基礎概念を身につけていると、ある程度英語で習い始める時苦労せずにすみます。そして、入学してから2ヶ月後の6月にPDPだけ期末試験が行われます。キツイです。英語力あげつつ、すべての科目の試験対策を行うのは結構キツイです。なんせ授業のペースが異常に早いですからね。
〜セブ島留学〜
試験を終えるといよいよフィリピンでの語学留学(6~8週間)が始まります。最大の目的は、ロンドン大学の入学に必要なIELTS(5.5以上)を取得することです。これ満たせなければ、PDPバイバイです。授業は朝6時半から始まり終わるのは夕食後の20時半過ぎです。覚悟してください。笑 この留学については後日詳しく述べます。
〜IFP登録そして履修スタート〜
留学から帰ってきて、IELTS overall5.5以上を取得できれば9月からロンドン大学の科目(基礎教育過程)を履修することができます。1年目に履修する科目は数学&統計学、経済学、政治学、国際関係学の4科目です。PDPはこれに加えて、学部学科の必修やゼミを受けなければなりません。ロンドン大学の授業だけでなく、ここからは自分で履修を組んで武蔵の授業も受けていかなければならないということです。1日中大学にいる生活です。笑 楽しいですよ。
〜ロンドン大学試験期間〜
ロンドンの期末試験は翌年の4月末から5月に東京の飯田橋(British Council)で行われます。そしてこの試験にpassできれば、その年の9月からIP(学部過程)科目を履修することができるという流れです。
以上がPDP1年目のスケジュールです。大学入ってすぐintensiveに勉強をし、2ヶ月後からいきなり留学するというのは他に大学では一切なく、かなり刺激的な環境と言えます。ただLSEの価値が分からず、就活や大学院留学でadvantageがありそう、なんていう生半可な甘い気持ちではハードな毎日を乗り切ることができず、確実にdrop outしていきます。だいたい落ちていく学生はPDPって就活に役立つの?とか大学生活犠牲にしたくないとかいう残念な発言をしてしまいます。勿体無いですね。奨学金を出す大学からしてもdemeritしかありません。LSEの価値を正しく理解し(大学ランキングとかではなく)、自分の市場価値を上げようと努力する学生にこそ自分の進路は開かれるのだと感じる次第です。
では。