武蔵×ロンドン大(PDP)のブログ

武蔵大学PDP生によるPDP+英語+筋トレBLOG。質問は随時受け付けております。

PDPの選抜って何するの?(2018年度版)

 

私の所属するPDP(パラレル・ディグリー・プログラム)は2015年に

国内で初めて導入されたプログラムでロンドン大学(UoL)の経済経営学士号取得を

目標としています。経済学部の入学生を対象とし、入学試験の結果や語学テストの

成績をもとに選考されます。

 

選考について実際どうなのと思う人もいるかもしれません。自分たちの時は、まだ

PDPが始まって間もなかったため情報が少なく、どう対策しようか悩みました。

(何もしなくていいと思いますが)そこで今回はPDPの選考について書いていこう

と思います。

 

選抜のプロセスは主に2つ!

 

PDPの選抜のプロセスは確約入試と入学後選抜の2種類あります。

まずは確約入試から見ていきましょう。

 

 〜確約入試〜

以下の3つの入試があります。
■特別選抜入試【PDPパスポート型】(8月出願)
■センター方式入試【前期日程】(1月出願)
■一般方式入試【全学部統一グローバル型】(1月出願)

これらの入試で合格した場合、入学後の選抜試験が免除されます。

但し、条件がありますので注意してください。
また、これらの入試以外でも、4月入学後の選抜に合格すると履修を

認められます。

→入試情報 (武蔵大学ホームページより)

 

上に書いたように確約入試は3種類あり、それぞれに条件があります。ここでは

条件の説明を省略するので受験生は隈なく見ておいてください。見ていただくと

分かる通り、ちょっと変わったバックグランドがないと受けないと思います。

そもそも高校生のときからIELTSやTOEFLを知っている人なんているんですか?

自分はたまたま知っていましたが。

 

センター利用や一般方式の場合の方が難易度としては低いんじゃないですかね。

センターで8割くらいとっていれば大丈夫だと思います。

 

〜入学後選抜〜

おそらく大半の人はここがメインになってくると思います。

入学後の選抜は以前少し書いたのですが、また載せておきます。

 

4月の選抜は、以下の4つの情報をもとに総合的に判断します。
■入学試験の成績
■履修希望届けの内容
■入学後すぐに行う英語*と数学の試験
■高校での履修状況

*IELTS™、TOEFL®、TOEIC® L&R のスコアを既に持っている場合は、

申告にもとづき考慮します。 (武蔵大学ホームページより)

 

〜入学試験〜

ここの入学試験というのは、一般やセンター利用時の成績を指します。

成績全般から判断している思いますが、特に英語と数学は重要です。

自分たちの代は、入学前に数学の試験がなかったため、大半の子が微分積分で

つまづいていました。中には一次関数や二次関数を初めて習ったなんていう

ツワモノもいました。(通信教育・夜間などから?入学してきたためです。)

いくら文系だからと言って、数学から避ける学生は毎年苦労する羽目になります。

絶対に数Ⅲくらいまでの知識は使います。逆にかつて理系出身で数学が得意である

こと自慢し、小テストで高得点叩き出すも慢心ゆえに一年目からIFP脱落していっ

た子もいました。どんなに勉強してもしすぎることはないでしょう。

 

〜履修希望届の内容〜

次の履修希望届の内容ですが、もう今の子たちが何聞かれているかは

わかりませんが、自分たちの時はたしか、、、志望理由と英文のエッセイでした。

 

さて何聞かれたんでしょうかね?以下エッセイのお題です。2つのうち1つ選びます。

 

以下の2つのトピックから1つ選び、300〜500words程度で

英文エッセイを作成しなさい。(MS Wordを使って)

 

Topic A : Describe your dream job. Why is it your dream job?

Use reasons and specific details to explain your choice.

 

Topic B : Describe your most memorable day.

Why will you never forget that day? Use reasons and specific

details to explain your choice.

 これにTOEFL Barron's how to prepare the TOEFL essay という英文の書き方に

ついて書かれたプリントを渡されました。Topic自体難しくはありません。

むしろこのレベルのWritingはIELTSでは出されません。簡単すぎます。

Speakingでは出されそうなトピックですが。

 

ただ、エッセイ課題自分たちの下の代からは日本語か英語のどちらかでも可と

なっていたそうです。理由は、受験生のライティングスキルが破壊的だから。笑

今年はどうなるかはわかりません。

 

〜入学後の試験〜

英語:自分たちの代はTEAP、一個下はCASEC?でした。センター8、9割あれば

問題ないでしょう。

 

数学:わかりません。ただ、出題者の傾向からすると二次関数・微分積分・対数は

ほぼ確実に出されるでしょう。なんせ、IFPの数学試験範囲ですから。

 

〜高校での成績〜

問題児じゃなければ問題ないと思います。Average以上ないときついと思いますが。

 

 実際の入学者データはどうなの?

1.履修希望者と選考人数

実施年度 ガイダンス参加者 履修希望届提出 選考結果
2018-2019 85 41 31

武蔵大学のホームページに昨年度のデータが載っていました。

毎年ガイダンス参加者は約100人程度、履修提出者は40~60名程度だった気がします。

希望届出すのがめんどくさいんですかね。そう思ってしまう学生がPDPをやっていく

ことはほぼ不可能ですが。笑

となると実質倍率は1...... そこまで高くないですね。

PDPに対する気持ちがあれば結果はついてきます!

 

学生は3Sという武蔵のポータルサイトを通じて結果報告され、その後のガイダンスに

出席します。最近学歴コンプを抱いた学生が入ってきますが、自分の評価下がるだけ

ですし、看板に不満があるのなら個々の能力上げてください。そんなメンタリティでは

IFP、IP乗り切って行くことは難しいです。

 

では。