武蔵×ロンドン大(PDP)のブログ

武蔵大学PDP生によるPDP+英語+筋トレBLOG。質問は随時受け付けております。

英単語の覚え方

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 皆さんは英単語を覚える時はどのように覚えていますか? 以下のようなやり方で覚えている人も多いと思います。

 

①ノートにひたすら書く

②赤シート用いての一語一義暗記

③1日100語19日間(ターゲット1900)

 

英単語の覚え方、勉強の仕方はもちろん人それぞれです。別にこれらのやり方が悪いとは言いませんが、自らの英語経験をもとに考えると、非効率で非効果的だと思います。

なぜかというと理由は3点あります。

 

①単語のニュアンスや使い方がわからない。

②コロケーション(前後にどんな単語がくるか)が身についていないから、読解・リスニングにおいて意味処理が遅くなる。

③イメージ記憶、ストーリー記憶ができない(ただの暗号暗記ゲーム)

 

じゃあ、この非効率で非効果的な原因を潰す覚え方は何でしょうか? ズバリ、『文脈で英単語を覚えること』です。

単語を文脈で覚えることは、第二言語習得研究の観点からも非常に有効だと言われています。

 

米ピッツバーグ大学の研究によると、単語を文脈の中で覚えるようにすることは、

他の知っている単語や、その文章全体の内容などと関連づけることにもなるので

非常に有効な学習方法であると言われています。

 

また、文脈のなかで覚えるもう一つの効用は、単語そのもの以外の情報、

たとえばコロケーション(4技能全てにおいて大切)とか、文法情報とかも

同時に関連づけて覚えられることです。文脈で覚えてしまえば、単語のニュアンスや

使い方も把握することができるので投資効率がとても良いと言えます。

 

以上の点からお勧めする単語集は、

 

 

 

 といった、長文や例文が載っているものが好ましいです。やり方は単純で

①単語の意味を確認する

②長文の日本語訳を読む

③長文を読んでいく

(ココで一言一句正確に意味が掴めるよう見ていき、引っかかったら訳見て確認)

④よどみなく引っかかることなく読めるようになったら、音読5回

(記憶に定着させつつ、意味処理の自動化に努める)

 

の4ステップでやっていくといいと思います。

英単語は短期的に覚えることが目的ではなく、長期的に覚え使えるようになる事が第一の目標です。

 

では。