武蔵という特殊な大学
どうも、Bestです。
今回は私の通う”武蔵大学”について独断と偏見で思うこと書いていこうと思います。こう思っている人がいるんだくらいに捉えてくれたら嬉しいです。
武蔵大学とは
〜概要〜
武蔵大学は3学部8学科からなる文系総合大学です。少人数制できめ細やかな教育を行い、「自ら調べ自ら考える」力をもつ人間を育てようと取り組んでいます。以下建学の理念です。
これに基づいてなのかはわかりませんが、近年PDP、GSC、GDSといったグローバル教育に力を入れつつも少人数ゼミも維持している面白い大学と言えます。
〜偏差値〜
経済学部 セ試得点率 80%~86% 偏差値 55.0~62.5
経済学部しかみていませんが、偏差値も以前に比べて上がり倍率も高くなったと聞きます。
個人的に大学群での比較は嫌いですが日東駒専よりは上に位置するそうです。(どうでもいい)
〜学生の特性〜
入学前テスト、それが私にとって武蔵大学に訪れる最初の日でした。
たくさんの木々に囲まれ、慶應や青学など太陽が全面に差し込む大学とは違い
どこか落ち着いた印象を受けました。行ったことがある人ならわかるでしょうが、
一橋大学に近い雰囲気です。
いざ入学式、新歓期間が始まるとそんな落ち着いた印象とは一変、
どの部活・サークルも新入生を入れようと必死です。「大学生だなあ、パリピとは程遠いけど」
これが率直な感想でした。新歓期間が終わったらやはりみんな落ち着きましたが。笑
私は新歓で興味のあったE.S.S.(英語部)と武蔵大学ゼミナール連合会に入部しました。
(以後ダンスサークルSTEPSに入サーします)
根はしっかりしてる武蔵生、ただ東大・慶應生などと関わる機会があると武蔵にもの足りなさを感じることが多くあります。授業を最低限の回数しか出席せずminimum effortで単位取ろうとする姿勢はどの大学にもみられる傾向だとは思いますが、一番は外部での活動、つまり社会とのコネクションがないことです。私が思うに武蔵生は武蔵内だけでの行動が多く他大学との交流、インターン、起業、国際活動といった対外的なアクションが少ないように感じます。
インターンに関して、
私自身現在M&Aアドバイザリーのインターンをやらしてもらっているのですが、同級生からはいつも決まってこんな質問を受けます。
「そのインターン先に就職したいの?」
いつも返答一つでその気は無いと言います。すると、意味なくない?の一言です。インターンの目的がその企業から内定をもらうためというのも一理ありますが、仕事を経験したことない学生がなぜ就活時に「私にはその仕事に対する適性があり、御社で活躍する自信があります」と言いきれるのでしょうか。少しでもビジネスの片鱗を知っておけば、自分に適性があるか予測はできますし、上に対する説得性も上がります。それに加え業務に必要なスキルも身につきます。そこで実績を残せば”ガクチカ”と呼ばれる自己PRにも書けます。ポテンシャル採用の新卒ですが、経験豊富な学生は強いように思います。
また外部との関係がないことで一番顕著にそれを感じたのは同級生の就活活動でした。
友人「外資ってもう選考終わっちゃったの?そんなの知らなかったよ。キャリアセンターも教えてくれなかったし、」
自分「・・・(自分のキャリアビジョンがしっかりしていれば、そのキャリアパスを調べておくことは当然だし、そもそもキャリアセンターに頼りきっている姿勢がいけないのでは?インターンや上位難関校の人たちのいるところに顔をだし、情報を集めていればこんなことは起こらなかったのでは?」
武蔵大学自体面倒見のいい大学であることは間違いなく、私自身その恩恵を受けています。しかし学内だけで行動していては入ってくる情報量が少なく、情報の質も限られています。一流大学の学生は一流たる情報を持ち一流たる準備をし一流たるスペックでjob marketに食い込んでいくのです。そんな学生と関わることで自らもそれに近い路線を歩めると思いませんか?(彼ら以上の行動はするべきです)
まとめると、武蔵生は真面目だが積極性に欠け社会や学外でのアクションが少ない、これに尽きます。自分より頭の良さそうな子なんかいくらでも武蔵にいます。ディスカションのクラスがあるとそう感じる機会がたくさんあります。ただ、そのアドバンテージを活かしきれず卒業するor就活をする学生がたくさんいることも事実です。”積極性”これを身につけた武蔵生が増えればいつかreputationの高い日本有数の大学になるのでは。そんなことを楽しみにしつつ自分自身社会で活躍できるよう日々取り組んで行きたいです。
では。