学歴・TOEICという看板
外資コンサルのインターン(短期)や現在はM&Aアドバイザリーのインターン(長期)をやっていく中で学歴というものを考えるきっかけがありました。
今回の記事はあくまでも学部レベルである私の所感のため、必ずしも合ってるとは言えません。が、思うところをかいていこうと思います。
よく学歴が全て、よりよい就職先に行くためにはTOEIC上げろなんていうナンセンスな会話が繰り広げられていますが、あくまでも学歴やTOEICはその人のポテンシャルや学習過去を示す看板です。要は看板なので、一般企業はこれらの項目だけで書類選考はしないのです。
最も大事なのは、その人の能力、スペックです。外資銀行やコンサルのような最難関企業において、学歴で仮に東大、ロンドン大学なんて書いても、その人の志望動機や自己PRが非論理的でただの体験談であれば一発で切り落とされます。きちんと論理的でストーリー性を保ちつつ、インパクトのある文章を書かなければなりません。
また、フェルミ推定やケース問題を扱うGD(グループディスカッション)のように、きちんと前提確認して…現状分析して…ボトルネックを特定して…なんてしていくのにも論理的思考は大事になってきます。エントリシートから面接までスペックが合否を左右するということです。一般的にこのようなレベルにたどり着き内定をもらうのは高学歴者である傾向が多いですが。笑
しかし、東大や慶應のように上位校は就活において持ってる情報量・質が違います。YC塾のようにほぼ東大学生限定の就活コミュニティがあったり、企業も上位校限定の説明会を行ったりします。また、OB会の規模も普通の大学に比べて桁違いで大きいのでOB訪問のやりやすさも違ってきます。
このように見ていくと、新卒採用の場合、ポテンシャル採用であるため看板レベルを上げることは投資効率が良いと言えるかもしれません。手に入る情報の量・質も高くなるためです。ただ、もっとも大事なのはその人スペックであることに変わりはありませんが。